トリコディアデマの盆栽

前回ご紹介した多肉植物の影響で「空間」としての植物ではなく植物そのものの「個体」に拘りたくなりました。

そして大切にしたイメージは英国の鉢に合いそうな、発色が抑えられたヴィンテージ感のある植物。

波平さんのように「自分の」と拘って育てたくなるような植物。

それは白金台<BIOTOP>のテラスでひっそりと佇んでいました。


トリコディアデマ・SP

(漢名:紅姫小松、英名:African Bonsai)

実生:'00/10/27


既に盆栽のような造形。こうなるとそのあとの鉢選びにも気合が入ります。

そして、ようやくコダワリの植物がコダワリの鉢に納まったときニンマリしたのと同時に、盆栽を破壊されカツオくんを追いかける波平さんの気持ちが理解できたのでした。


遠目で見たら”松”ですが”多肉”なんです。

しかも、実は花が咲くそうで何色なの!?というお楽しみ付き。

day

「事」のための「物」だなんて。「物」から始まる「事」は展開自由。