牧野記念庭園に行って来ました

昔、「高知県立牧野植物園」で購入した<牧野富太郎>博士の「ホテイランの植物図」。

先日から無性に飾りたくて、家中探しているのですが見つかりません。

そんな折、練馬区大泉でボタニカルアートの企画展をしていることを知り、更にはそこは「牧野記念庭園」、とのことで急いで行って来ました。


ボタニカルアートの画家は<藤島淳三>。挿絵的な使われ方をされていた植物図を芸術への道へと切り拓かれた人物のようです。

ボタニカルアートを初めて直に鑑賞しましたが、牧野博士による純粋な植物図に対し、色んな意味で「きれい」という印象。そもそも、2つは趣旨が違う、と感覚的に解釈しました。

僕が求めているものは何であるか、はっきりしました。

妻は「ヒガンバナ」にいたく感動していましたが僕が感動したのは藤島淳三がスクラップしていた「牧野富太郎の年賀状」。デザインが素晴らしく真似できない、これこそセンス。

やっぱり、好き。


ところで今回、前知識なく行った「牧野記念庭園」。

驚くことにここは牧野富太郎が亡くなるまで30年間住んだ、居宅と庭であるということ。

僕らが昔、高知の土地にて感性をくすぐられた牧野富太郎博士。

数年後、ここで再会とは、灌漑深いです。

企画展「牧野富太郎を継ぐ 藤島淳三」牧野記念庭園

「ムラサキシキブ」

「ヒメツバキ」

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「事」のための「物」だなんて。「物」から始まる「事」は展開自由。